大学では情報分野を学んでいたため、それを生かした分野で働きたいと考えていました。
また、生まれてからずっと宮崎で過ごしてきたため、地元に貢献できる会社で働きたいという思いもあり、就職先を探していたところ、IT人材育成にも力を入れている宮崎県ソフトウェアセンターと出会ったのが入社のきっかけです。
宮崎県ソフトウェアセンターは、年齢や性別に関係なくチャンスを与えてくれる会社で、私も生きた現場で経験を積み重ねながら、大学では学べなかった生きた技術を習得することができています。
企業説明会に参加すると、社内の雰囲気も良さそうで、研修体制も充実していることから、ここなら自分でもやっていけそうだと感じました。加えて幅広い分野の業務に携わることができることも魅力と感じ、将来的にはいろんなことにチャレンジしたいという気持ちから入社を決めました。

入社後はエンジニア向けの研修を受講したのち、パートナー企業の大阪事務所にて、ネットワークインフラエンジニアとして従事してきました。スイッチやルータ、ファイアウォールなどのネットワーク機器に設定を施し、それらが想定通りに動作するかをテストし、お客様の環境に導入するまでの一連の作業が主な業務内容です。様々な企業のネットワーク構築・導入を経験し、現在ではサブリーダーとして慣れないながらも部下の育成や稼働管理に奮闘しております。

お客様の環境にネットワーク機器を導入する前に、社内でお客様のネットワーク環境を疑似的に再現し、テストをします。具体的には、お客様が利用する機能がすべて正しく動作するか？　万が一機器の故障によって通信障害が発生したとしても、別の機器が故障を検知し、通信が自動的に復旧するか？　など様々なケースを考慮したテストシナリオを作成し、これらのテストがすべて合格したときにやりがいを感じます。当然、実際にネットワーク環境を構築後にお客様より「問題なく動作している」というご報告を頂いたときのやりがいや達成感はそれ以上です。

大阪でネットワークエンジニアとして従事してしばらくになりますが、これまでの学び、身につけた技術や経験だけでなく、案件自体を宮崎に持ち帰り、宮崎でも業務を展開していくことが今後の目標です。
現在は宮崎で業務展開をするための懸念点を洗い出し、それらを解消するためには今後何をすべきか？をチーム内で協議しています。宮崎県ソフトウェアセンターを選んだ理由にも書きましたが、「故郷に貢献したい」という想いを原動力にこれからも日々邁進していきます。

未知の世界へ飛び込む勇気を持ってください。仕事は挑戦と学びの連続ですが、その中で自分自身を発見し、成長できます。失敗は成功のもと。柔軟性と積極性を大切にし、同僚とのコミュニケーションを大事にしてください。仕事は一人で成し遂げるものではなく、チーム力が重要です。遠慮せずに質問し、自分の意見を積極的に表現してください。どんな瞬間も挑戦と成長の機会と受け止め、自分の可能性を信じて前進してください。成功を祈っています。